ダンスホール取り締まり

大阪府警察部は今流行のダンスホールに対しいよいよ取締の規則を新に制定し、その取締の完全と取扱ひの統一を期することに方針が決し取締規則制定に関する第一回の打合会を開いた。
大阪のダンス営業は一昨年ごろはじめて12ヶ所微々たる設備でホールを開いたが昨夏ごろからおそろしく流行し出ししない随所に営業者が続出し、現に市内各署に意見を聞きに出かけるものが数十に達してゐる。府警察部は昨秋来この傾向を早くも推知して取締内規を作成してゐたがこのごろではますます取締に困難を来たし放任して置いては手もつけられぬことになる恐れがあるといふので、新規則を立案し府令の下にこの艶めかしい灯火に眼を光らすことになつた。
現内規の営業時間は午後10時限り、ホールで飲食物を用ふべからず、といふことになつてゐる。ダンサーも現在既に身許調査をしてゐるが、一層これを確実に行ふ。最近の調査によるとダンサーの6割までは内縁関係のある有夫もので、正妻者には夫の承諾書を徴してゐる。
(大阪朝日)

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