中野正剛「戦時宰相論」

中野正剛弁護士(東方同志会)は、朝日新聞に「戦時宰相論」を執筆、ナポレオン、クレマンソー、レーニンらを戦時宰相第一の資格者とし、東洋では諸葛孔明を揚げ、日露戦下の桂太郎公を「貫禄なき首相」だったが人材動員による功をなしたとし、「難局日本の名宰相は絶対に強くなければならぬ。津代からんがためには誠忠に、謹慎に、而して気宇広大でなければならぬ」と結んだ。時に東条批判をしたことに立腹の首相のツルの一声で発禁処分。情報局検閲課は事前検閲で掲載許可の印を押していただけに、発禁通達を3時間遅らせ抵抗、そのため新聞の大部分は読者に渡ってしまった後だった。

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