大喪儀の精神病者検束

大喪儀当日の警戒に就いて、警視庁管下に目下5,179人の精神病患者があるのでこれが取締に対し、14日午後大久保刑事部長は河村衛生部長を始め精神病担当の同主任等と共に凝議するところもあり、病院にて看護されて居る2,798名に対しては各病院に宛て大喪当日前後は厳重に同患者の外出を禁止することゝし、非監視の同患者2,333名には同夜より一週間前頃から角所轄署に於て全部検束し、特別の室を設けて収容監視することゝなり私宅監視の48名に対しても、厳しく注意する様特に保護義務者に向け通知することゝなつた。尚他府県から入り込む同患者も多かるべきを慮り各府県警察は勿論鉄道省各駅とも連絡する等漏れなく警戒することゝなつた。
(時事新報・1・15)

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