大阪遷都論

7月
明治大帝御親征のみぎり大阪御滞在が60日間の長きに渡らせられたのと、当時三條公等から御遷都について建策する等のことがあつたのであるが、右史実がないので大阪遷都論は学問者に随分長く論議されてゐた。然に今回当時行在所であつた津村別院内における玉座、御内侍所の位置および間取、供奉の人達等を詳細に記した絵図を始め御親征列帳、勤王僧として昨年贈位された広如上人から明如上人にあてた御筆、御内侍所を臨時帝室編修局御用係本多辰二郎博士の知るところとなり、同博士が研究の結果、大阪の遷都論の御都合だつたといふことが立証された。
(大阪朝日・7・22)

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