御真影の写真修整

天皇皇后両陛下の御真影は、今秋の御大礼までに各学校に下賜あらせらるべく、両陛下には紀元節までに宮城御写真所にて御撮影あらせられると承はるが、御真影は4万3,000枚も複写するので、これには約7・8ヵ月を要する見込みである。
さらにこの御真影謹製とともに今秋の御大礼の盛装も写真又は活動写真に撮影してこれを永久に宮中に保存されることになつたのでこれがため宮内省内の写真部では手不足であり、部屋も狭隘を感ずるので近く御真影謹製室を宮城内に増設し、更に写真修整に関する指導に洋画家岡田三郎助氏を嘱託し同時に写真部員も民間から優秀な技術を有する写真技師及び製作技術者10数名を臨時に増員することとなつた。御大礼を活動写真に撮影されるのは今回が初めてである。
(国民新聞)

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