高等学校赤化発言

6月15日
仙台の第二高等学校では、全校生徒大会に先輩も加わり、校長拝斥の決議をなし、16日よりの同盟休業を決めた。決議文は次の通り。

決 議
一、校長は濫りに吾等を圧迫し人格を無視し吾等の自由を束縛す
一、校長は尚志会長の職権を濫用して尚志会の発展を妨ぐ
一、校長は明善寮の歴史を破壊し網領を蹂躙して吾等の自治を許さず
一、校長は就任以来二高四十年の光輝ある伝統精神と相容れず
右は吾等二高生の到底忍ぶ能わざるところなり依って茲に断然校長の自決を促すものなり
昭和二年六月十五日  二高生一同。

6月20日
前日文部省から校長に内訓が出されたのをうけ、盟休を打ち切る。

6月23日
第一高等学校で〝共産主義〟的内容の文書を配布したかどで2生徒が無期停学に。先の次官会議での「高等学校の赤化」発言に対応したもの。

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