日本潜水艦、独基地に寄港

【大本営発表(午後4時30分)】
一、帝国海軍兵力の一部は大西洋に進出し枢軸海軍と協力作戦に従事中なり。
二、今次帝国海軍の大西洋独作戦区域内における作戦行動は、独海軍兵力一部の印度洋における作戦行動と相俟て枢軸海軍共同作戦上その意義極めて重要なり。
三、大西洋方面作戦中の帝国潜水艦の1隻は、最近欧州の独某海軍基地に寄港し再び作戦海域に向け出動せり。

第2回敵性特許の処分

工業所有権戦時法委員会で去る8日審議内定した適正特許権及び敵性商標権第二次処分案は16日政府において次の如く決定、同日発表した。今回特許権の処分決定をみたものは、取消ありたる特許権467件、免許したる申請66件、却下したる申請783件、計849件であるが、更に今回は特に公益上の必要に基き興業所有権戦時法第4条の規定を起用して敵性商標権49件の取消しを決定。

少年工の不良化問題

先月末から警視庁の不良少年の一斉検挙で3万2,000人を取り調べ、1,857人を送致した。
「これらの不良青少年の傾向としては▽兇器保持者の増加▽浮浪者より有職者、ことに工場労務者の増加▽不良少女の増加▽一般に年齢が1、2年若くなつていること▽匕首その他の兇器は商品を買ったものよりも自製ものが多いこと▽学生は著しく減少していること」
などがあげられる。以上の傾向からみると未成年者が勤労のため家庭を離れ、監督不行届から喫煙、飲酒、遊興を覚え、遂には金に窮して工具を持ち出したうえ買却したり、たかりを働くなど不良化して行ったことがうかがわれ、銀座、新宿、神田、浅草などの盛り場、ことに城南、城東の工場地帯に多かったことは如実にこれを物語るものである。

工員の待遇改善闘争

9月14日
古河工業日光電気精銅所徴用工ら1,500人が署名集め労働条件改善を嘆願。

9月26日
日光署、首謀者数十人検挙。この夏徴用工の待遇改善要求多発、弾圧。

11月
日立製作所亀戸工場の工員13人、待遇改善要求の闘争手段として手抜き不良品作製し、首謀者検挙。

雀を捕ってよし

稔りの秋に雀退治と焼鳥の栄養を国民学校児童に配給しようという一石二鳥の名案―雀群に悩まされているお百姓さんにとっても耳よりの話。警視庁では今後届出たものに限り許可することになった。この親心でこれからは天下晴れてカスミ網などで雀群を大量退治出来るわけである。