【昭和25年】冥友録

1月8日 J・A・シュンペーター(66)
オーストリア出身のアメリカの経済学者。1883年モラビアノトリーシュに生まれる。ウィーン大学に学び1908年の「理論経済学の本質と主要内容」で一躍学会に名を知られる。第一次大戦後オーストリアの蔵相、銀行頭取を歴任するが32年渡米しハーバード大学教授となりアメリカに帰化した。資本主義社会の経済循環の動態を企業家のイノベーションによって説明し資本主義のミリアを問うた。

1月19日 秋山定輔(81)
静岡県熱海の自宅で。明治・大正の政界の黒幕、孫文と交友、蔣介石は師をもって遇した。

1月21日 ジョージ・オーウェル(46)
ロンドンで肺結核のため。イギリスの小説家。本名はエリック・アーサー・ブレア。1903年インドに生まれる。名門イートン校を卒業後ビルマで警察官になる。その後パリからイギリスに帰り職を転々としながらルポルタージュ、小説等を書き始め、社会的な問題を実感に根差した視点から批判。45年の『動物農場』、49年の『1984年』でその名を不朽のものにした。

2月10日 マルセル・モース(77)
フランスの社会学者。1872年ロレーヌ地方エピナルのユダヤ人家庭に生まれる。フランス社会学の始祖デュルケームの甥でデュルケーム学派の後継者。パリ大学およびコレージュ・ド・フランスで教鞭をとると共に「社会学年報」の編集に力を注いだ。交換が人間の社会生活全体の共通分母であるとし、レヴィ=ストロース等に影響を与えた。主著に1925年の『贈与論』がある。

3月24日 ハロルド・J・ラスキ(56)
ロンドンで死去。イギリスの政治学者、1893年ユダヤ系の木綿商人の息子としてマンチェスターに生まれる。オックスフォードに学ぶが非ユダヤ人の婦人運動家フリーダと結婚し勘当同然となった。1916年ハーバード大講師、20年よりロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで政治学を講じた。また労働党で広範な政治活動を行い、西欧的な個人主義を維持しつつ社会主義を達成する可能性を主張した。

4月3日 クルト・ヴァイル(50)
ニューヨークで死去。ドイツの作曲家。ベルリン高等音楽学校に学び、フンパーディンク、ブゾーニに師事しオペラ指揮者として出発するが、大衆との接点を求め1928年「三文オペラ」でブレヒトと共に圧倒的な成功を収める。ジャズの手法を取り入れ既成の音楽を大胆にパロディックに扱う手腕には才気が迸っている。ユダヤ系であったた33年ナチス政権確立と共にアメリカに亡命した。

4月7日 ウォルター・ヒューストン(66)
米俳優。主な主演作「孔雀夫人」「マルタの鷹」「黄金」ほか。子息はジョン・ヒューストン。

4月8日 ワツラフ・ニジンスキー(60)
ロンドンで死去。ロシア出身の舞踏家。キエフに生まれる。1909年のロシア・バレー団パリ公演以来、舞姫中心のバレーが色褪せるような男性による身体表現の可能性を極限まで開花させ絶賛を博した。その非凡な跳躍と自ら振り付けた作品の異様な新しさは神話的に伝えられている。13年結婚しディアギレフの庇護を離れたこの無垢な魂は、18年分裂病の兆しを見せ以後回復することはなかった。

4月15日 木村荘太(61)
自殺。小説家、随筆家。明治22年(1889)東京浅草の牛肉料理店「いろは」に生まれる。作家木村曙(あけぼの)は姉、洋画家荘八は弟。第2次「新思潮」「白樺」に参加。大正2年(1913)伊藤野枝とのれないを描いた告白小説「牽引」を発表。ストリンドベリーやロマン・ロランの翻訳の他、随筆があり、遺稿の文学的回想集『魔の宴』は文字資料としても貴重。

5月6日 アグネス・スメドレー(56)
オkックスフォード療養院で。米ジャーナリスト。代表作は『女一人大地を行く』『中国の運命』『偉大なる道』(朱徳伝)等。

5月7日 相場御風(65)
新潟糸魚川の自宅で脳溢血のため。詩人、歌人、評論家。明治16年(1883)新潟県生まれ。「明星」同人となり短歌をはじめる。36年(1903)岩野泡鳴らと「白百合」創刊、詩や詩論を書き、のち「早稲田文学」に参加、島村泡月と共に自然主義文学の評論家としてっ活躍する。41年(1908)『御風詩集』刊行。口語自由詩運動に寄与する。一時社会主義思想の影響を受けるが、大正5年(1916)「還元録」を発表後帰郷、個人雑誌「野を歩む者」を刊行し、良寛研究に没頭した。

5月30日 三遊亭歌笑(31)
銀座で道路横断中ジープにひかれ死亡。ラジオ、レコードで落語を勉強した異端児、特異な顔と話術で戦後落語界No.1。

8月26日 チェーザレ・パヴェーゼ(41)
ストレーガ賞受賞後トリノで自殺。イタリアの詩人、小説家。トリノ大学卒業後、同時代の英米文学作品を次々と翻訳紹介。1935年反ファシストとして逮捕される。36年新鮮な言語感覚による処女詩集『疲れ働く』を発表。小説では都市と田園をリアルな目で対照的に描くが、その背後には幼年時代への神話的な郷愁があった。代表作に50年『月とかがり火』がある。

11月3日 小磯国昭(70)
東京米軍病院で。元大将、A級戦犯で服役中。

11月2日 ジョージ・バーナード(94)
イギリスの劇作家、小説家、批評家。1856年ダブリンに生まれる。小学校卒業後不動産屋で働き76年ロンドンに出る。マルクスの『資本論』に影響を受け84年社会主義団体「フェビアン協会」に参加し論陣を張る。演劇への接近は91年の評論「イプセン主義精髄」に始まり翌年戯曲「やもめの家」を発表。自ら演劇を思想宣伝の道具と称し、皮肉を利かせた喜劇で一世を風靡。

12月4日 馬占山将軍(66)
病死す。

12月11日 長岡半太郎(84)
文京区西方町の自宅で脳溢血のため。実験物理学を確立、明治36年(1903)「原子の模型」を案出。昭和6年(1931)阪大総長。

【昭和25年】雑事

1月21日
米で93番目の化学元素バークリウム発見。

1月
理研光学、リコーフレックスIII型を5,800円の低価で発売。二眼レフブーム。

3月1日
東京―沼津間に湘南電車(長距離用の電車の基礎となる湘南型)が登場。

3月
国鉄初の豊橋民衆駅=駅ビル。

4月10日
国鉄、特別二等車の使用開始。

昭和35年(1960)7月1日
廃止。

4月10日
米から放射性アイソトープ届く。

4月
長野県平出遺跡、大場磐雄氏によって発掘。

4月30日
町立図書館全町の約12パーセント、対立は全村数の約5パーセントといった現状の中、図書館法公布。

4月
国家警察・国鉄などで移動用FM無線機の実用化開始。

5月
東京―大阪間に「つばめ」「はと」。

7月
東京通信工業(株)(現ソニー)は、日本初のテープレコーダー「G型」を発売する。

7月
初の「建設白書」発表。

9月1日
日産がダットサン・スリフト・セダン発売。

11月11日
倉敷レイヨン(株)の富山工場、岡山工場でビニロンの量産開始(日産5トン)。

11月
サンスター設立。

12月13日
警視庁、都内一部にパトロール制実施。

12月
「ニューヨーク・タイムズ」紙は日本製35ミリカメラ・レンズが専門家テストで優秀さを認められた、と報道。一方で群小カメラメーカーが続出し、「四畳半メーカー」の話も。

*Pinダイオードの発明(西澤潤一)。

*第1回フォトキナ(西独・ケルン)。

*世界気象協会(WHO)発足。

【昭和25年】生活

3月
シャンプーの公正価格廃止、これにより化粧品業界最後の枷が除かれ、昭和10年以降の化粧暗黒時代が終わる。

4月
資生堂化粧品デー復活。

6月
「花椿」復刊。

5月
大宮公園野球場のスクエアダンスパーティーに3,000人。

6月17日
米で初の肝臓移植手術成功。

6月
三菱レイヨン、雪印乳業、旭硝子設立。

6月
そば屋復活。もり15円。

7月24日
東京都住宅協会発足。

8月
東京に貸しおむつ出現、3枚1組4円。

9月
日本橋三越、500万円を投じファッション・ショー。

9月
ウイスキーのポケットビン登場。

*「暮しの手帖」(9号)の「あとがき」で広告を掲載しないのは「せめてもの、この(雑誌の)清潔な感じを、いつまでも失いたくないと考えているから…」と説得。

*ハワイの日系人により「ポテト・チップ」製造販売。

*生きた乳酸菌を売りものにヤクルト登場。

*「うまい安い」の寿屋トリスウイスキー発売。国民酒場トリス・バー開く。

*コンドームが配給統制品から解かれる。

【昭和25年】流行

曲学阿世

レッドパージ

特需

一辺倒

アメション

オー、ミステーク

とんでもハップン

アルサロ

日曜作家

イカレポンチ

芸術かワイセツか

三十八度線

自己批判

つまみ食い

パトカー

美に対する妬み

貧乏人は麦を食え

チラリズム

ガチャ万・コラ千

金へん・糸へん

トルコ風呂

ノーモア・ヒロシマ

エチケット

BG

【昭和25年】スポーツ

1月2日
過去関学3連勝で迎えた東西大学ラグビーの王座決定戦4度目の関学対明治の試合は16-0で明大の圧勝となり、戦後初の王座についた。

3月2日
日本女子野球連盟発足。

5月19日
花形力士神風引退。28歳。前場所2横綱を食い9勝6敗の成績だったが三役入りできず、夏場所は初日から黒星。

6月28日
青森での対西日本パイレーツ戦で巨人軍の藤本英雄投手が日本初の完全試合達成。

9月2日
関脇力道山は日本橋浜町の自宅で極秘にマゲを切り落とし引退決意。力道山丸事件で気をくさらせ持病の肺臓ジストマに悩んでいた。二所一門は先に神風が突如引退して苦境に。

9月10日
初のノンプロ野球世界選手権(後楽園球場)。

10月11日
パナマのロイド・ラビーチェ選手はエクアドルで開催された「南米諸国独立の先駆者シモン・ボリヴァ将軍」記念陸上競技会で100メートル10秒1の世界記録。

【昭和25年】舞台

4月29日
経営難の東宝は、新国劇、藤原歌劇団、エノケン劇団、新制新派らに一方的な契約破棄(うち藤原歌劇団は再契約)を申し渡す。

6月13日
先ごろ人気スター淡路千景を松竹に引き抜かれた宝塚歌劇団で、越路吹雪、深緑夏子が脱退表明。

8月22日
宝塚少女歌劇は、越路吹雪、乙羽信子の映画界入りでもめていたが、36年の伝統を破り、今後在籍のままスターの映画出演を認む。

9月1日
大江美智子一座「関東無宿水鳥お蝶」初演(中座)。

11月30日
明治座開場。

12月22日
劇団民芸再建旗揚げ公演チェホフ「かもめ」。宇野重吉、滝沢修、清水将夫ら。

12月23日
歌舞伎座、2億6,000万円の巨費を投じて復旧、正月興行の前売り切符発売に徹夜組50人。

【昭和25年】美術

1月
「芸術新潮」創刊。

2月4日
藤田嗣治渡仏。

昭和30年(1955)2月26日
フランスに帰化。

2月8日
丸木位里・赤松俊子、連作「原爆の図」発表(日本美術会3回アンデパンダン展)国内・国外の各地で巡回展(全10部 ~昭和31年(1956)まで)。

3月15日
第1回秀作美術展(三越)。

5月2日
日系米人の前衛彫刻家、イサム・ノグチ来日。

8月18日~27日
個展。

5月12日
日本写真家協会=JPS組織(木村伊兵衛会長)。

9月
モダンアート協会結成(自由美術家協会を脱退した新井竜男、山口薫ら8人)。

昭和26年(1951)3月1日
第1回展。

10月10日
瑛九「フォトデッサン展」(上野松坂屋)。

12月3日
「日本写真美術展」(毎日新聞主催)復活。

12月
国立博物館、美術映画の製作を始める(昭和25年(1950)「美の殿堂、昭和26年(1951)「上代彫刻」、昭和27年(1952)「桃山美術」など)。

*リアリズム論争
土門拳が「カメラ」誌(桑原甲子雄編集長)月例コンテスト選者となり、「今日只今に生きる人間としての怒りや喜びや悲しみ」を写すリアリズム写真を提唱、27年同誌月例共同選者となった木村伊兵衛を加え「カメラとモチーフの直結」「絶対非演出の絶対スナップ」を唱えた。これに対し浦松佐美太郎、宮本三郎、金丸重嶺、亀倉雄策、名取洋之助、濱谷浩らがクソリアリズム、「乞食」写真、ハヤリモノなどと反論、29年ごろまで応酬が続いた。

*「日本カメラ」「岩波写真文庫」「カメラファン」創刊。

【昭和25年】文・学

3月
第1回戦後文学賞(月曜書房)、島尾敏雄『出孤島記』受賞。

5月24日
第1回読売文学賞発表(井伏鱒二『本日休診』、青野季吉『現代文学論』、斎藤茂吉『ともしび』、草野心平『蛙』、日夏耿之介『改正増補 明治大正詞史』)。

7月1日
「日本綴りの会」が結成。

昭和26年(1951)9月
「日本作文の会」と改称。

7月
共産党内の対立について、日本共産党新日本文学会中央グループ声明発表。

8月18日
安部知二、北村喜八、第22回国際ペンクラブ大会に戦後初めて正式代表として出席。

11月
「人民文学」創刊。新日本文学会を去った藤森成吉、江馬修ら、ついで徳永直、岩上順一、野間宏、安部公房ら参加。

12月25日
「岩波正念文庫」刊行開始。第1回は『宝島』『ふたりのロッテ』など。

*大原昇平「武蔵野夫人」(群像)/井伏鱒二「遙拝隊長」(展望)/武田泰淳「異形の者」)(同)/川崎長太郎「抹香町」(別冊文芸春秋)/正宗白鳥「近松秋江」(文芸)/吉川英治「新・平家物語」(週刊朝日)/掘田善衛「祖国喪失」(群像)/獅子文六「自由学校」(朝日新聞)/中村光夫「風俗小説論」(文芸)/宇野千代「おはん」(中央公論)

*三島由紀夫『愛の渇き』/高村光太郎『典型』/石田波郷『惜命』/高見順『樹木派』/ノーマン・メイラー ・ 山西英一訳『裸者と死者』上巻/カミュ ・ 宮崎嶺雄訳『ペスト』/ロレンス ・ 伊藤整訳『チャタレイ夫人の恋人』上下/サルトル ・ 佐藤朔・白井浩司訳『自由への道』/桑原武夫『文学入門』/H・ノーマン『忘れられた思想家―安藤昌益のこと』上下/宇野弘蔵『経済原論』上/トロツキー ・ 山西英一訳『ロシア革命史』/永井潜・安藤画一訳『キンゼイの人間における男性の性行為』

*ベストセラー
谷崎潤一郎『細雪』/辻政信『潜行三千里』/東大出版部編『きけわだつみのこえ』

*直木賞
今日出海「天皇の帽子」、小川いと子「執行猶予」、檀一雄「長恨歌」「新説石川五右衛門」

*「世界評論」など休・廃刊続出。

*『マルクス・エンゲルス選集』(大月書店・23巻 ~昭和27年(1952)7月15日)/『透谷全集』(勝本清一郎編集・ ~昭和30年(1955)9月10日 3巻・岩波書店)/『日本現代詞大系』(~昭和36年(1961)10月30日 10巻・河出書房)/『理科事典』(~昭和28年(1953)10月25日 19巻・平凡社)

【昭和25年】漫画

1月
少年少女雑誌「発行日調整号」を発行。小松崎茂「太平源児」(おもしろブック)。

4月
「冒険活劇文庫」を「少年画報」と改題。杉浦茂「弾丸トミー」(漫画と読物)。新関健之助「カバだいおうさま」(小学三年生)。

5月
西川辰美「おトラさん」(主婦の友)。

7月
横山泰三「プーサン」(毎日新聞夕刊)。

8月
島田啓三ら「赤本マンガ」ブームに対抗して「東京児童漫画会」結成。

10月
手塚治虫「ジャングル大帝」(漫画少年)。

11月
馬場のぼる「ポストくん」(おもしろブック)。

【昭和25年】映画

1月16日
東宝、自主製作を再開。

3月1日
入場税率15割から10割に軽減。

3月20日
東宝と新東宝の提携問題に関する紛争は、新東宝が映画16本の配給を分け合うことで和解。

3月22日
吉村公三郎、新藤兼人、乙羽信子、殿山泰司らが近代映画協会を結成。

また逢う日まで 東宝
監督:今井正
主演:岡田英次、久我美子

帰郷 松竹
監督:大庭秀雄
主演:佐分利信、木暮実千代、津島恵子

暁の脱走 新東宝
監督:谷口千吉
主演:池部良、山口淑子、小沢栄

執行猶予 芸研
監督・主演:佐分利信

羅生門 大映
監督:黒沢明
主演:三船敏郎、森雅之、京マチ子

醜聞(スキャンダル) 松竹
監督:黒沢明
主演:山口淑子、三船敏郎

宗方姉妹 新東宝
監督:小津安二郎
主演:田中絹代、高峰秀子

細雪 新東宝
監督:阿部豊
主演:花井蘭子、山根寿子

いれずみ判官 東横
監督:渡辺邦男
主演:片岡千恵蔵

佐々木小次郎 東宝
監督:稲垣浩
主演:大谷友右衛門、三船敏郎

きけ、わだつみの声 東横
監督:関川秀雄
主演:伊豆肇、沼田曜一、原保美

自転車泥棒 伊
監督:V・デ=シーカ

情婦マノン 仏
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
主演:セシル・オーブリー

三人の妻への手紙 米
監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ
主演:カーク・ダグラス

無防備都市 伊
監督:ロベルト・ロッセリーニ

靴みがき 伊
監督:V・デ=シーカ

虹を摑む男 米
監督:N・Z・マクロード
主演:ダニー・ケイ

赤い靴 英
監督:マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー
主演:モイラ・シアラー

田園交響楽 仏
監督:ジャン・ドラノワ
主演:ミシェル・モルガン

イースター・パレード 米
監督:C・ウォルターズ
主演:F・アステア、J・ガーランド

霧の波止場 仏
監督:マルセル・カルネ
主演:ジャン・ギャバン

白雪姫 米
ウォルト・ディズニー最初の長編色彩漫画