自衛のためには攻撃も可

参院予算委員会で鳩山首相は戸叶武氏(社)の質問に対し「自衛のためには敵の基地を侵略してもよい。侵略ということは攻撃という意味だ」との注目すべき答弁を行った。十大な問題であるとして吉田法晴氏(社)が首相失言を追求し、首相も〝侵略〟という言葉は間違いだと取り消した。

マル暴と警察の癒着

千葉県大多喜町の土地ボス潤間(うるま)組の山本茂社長ら8幹部を千葉地検が逮捕。山本らは戦後10年にわたり警察となれ合いで暴力で山林を乗っとり、町政に干渉し傍若無人を極めた。刑事は組で供応をうけ、第一次手入れ後大多喜署に設けられた合同捜査本部もほとんど捜査をせず、40件の容疑にも自由にいいわけをさせ、起訴されたのは一部。逮捕中には釈放嘆願書をまわし拒否した者は村八分、お礼参りが公然と口にされている。

盗みの白い目、女高生自殺

文京区久堅町の市立村田学園商業高校(園長村田謙造氏)の2年制の教室で17日生徒の金が紛失、クラスの全員が身体検査をうけたが、とりわけ疑われた女性と樋口達江さん(18)=台東区菊屋橋1の8=は自宅2階4畳半の間で睡眠薬を飲み〝白い目に耐えられぬ〟という遺書を残して20日午後4時ごろ自殺した。遺書には「私は特別念入りに検査された。そこで私は〝先生は私を疑ってらっしゃるの〟と質問すると先生は『あなたは日ごろお金づかいが荒い。友だちに気前よく電車賃をおごったりする』といわれた。私はあまりのことに帰宅してからそれを親にもいえず、翌18日はそのまま登校したが、友人の態度もことさら冷たく感じられた」とあった。なお自殺を知った学校は22日「達江さんは急死された」と発表、原因を一切かくした。