自衛隊がハエ蚊撲滅

4月
中国に負けるな、と陸上自衛隊松戸駐在部隊千二百人全員が、ハエたたきを片手に毎日午前十時と午後三時、「蚊とハエは小さなアクマ」とのレコードの歌声にあわせてハエ退治を始めた。会議中でもハエが飛んでくればたたき落とすまで中止。このため六月には“ハエのいない自衛隊”となった。

婦人相談所開店休業

4月
一日に売春防止法の保護更生規定が実施されてから二十日余り、大半の婦人相談所は開店休業状態相談員の熱心なところでは早くも更生に成功した例が出始めているが、いまのところはまだ例外。転廃業した業者は各地ともわずか一、二割程度。また、赤線の女は減ったが替わって街の女がふえた例が各地にみられるとのこと。

百里基地反対の女町長

茨城県東茨城郡小川町に全国でも珍しい女町長が誕生した。同町百里原に自衛隊ノジェット航空基地を誘致しようとした前町長に対する同町の米穀肥料商の山西きよさん(47)である。同町では基地化反対派が町長リコール運動を始めたが前町長幡谷仙三郎さんはリコール賛否投票を待たず辞任、再び立候補したが、社会党県連、県労連が推した同町同志会婦人部長の山西さんが勝った。

人違い逮捕に補償規程

法務省では捜査のミスから人違い逮捕などした場合、国が見舞金を出す「被疑者補償規程」を決め、四月一日にさかのぼり実施することになった。補償の裁定は担当検察官が所属する地検が行うが、一日四百円以下の割合で拘置の日数に応じて補償金を払い、さらに本人からの申し立てがあれば官報または新聞に公示して本人の名誉を回復させることになった。