警官へ投石は公務執行妨害

最高裁は27年(1952)7月15日神戸市兵庫区湊川公園内で開かれた日共創立30周年記念文化祭を整理していた警官に投石した3人に「警官に石を投げれば、たとえ当たらなくても直ちに公務執行妨害罪は成立する。暴行罪で処分した1、2審はまちがっている」として原判決を破棄、裁判やり直しを大阪高裁に命じた。

「千羽鶴」の主人公自殺

映画「千羽鶴」の主人公彦一のモデル地後尚彦君(16)=同市基町高校1年=が自宅の便所で柔道衣の帯で首吊り自殺。「すべては運命だった。神がすべてを知っている」との遺書が残された。尚彦君は30年(1955)10月に原爆症出なくなった佐々木禎子さん(当時12)の旧友で、禎子さんの死をきっかけに旧友らと「コケシ会」をつくり、その後の「広島平和を築く児童生徒の会」の基礎をつくった1人。「平和を築く児童生徒の会」は全国の児童、生徒に呼びかけ広島市平和公園に「原爆の子の像」を造り去る5月5日に除幕式をした。映画「千羽鶴」はこの運動を描いた。