環七深夜騒音規制

“眠れぬ環七通り”で深夜の自動車騒音を低くするための交通規制が午前0時から始まった。規制は午前0時から同5時まで住宅地域を通る区間28キロで、制限時速の50キロならば赤信号にひっかからず走れるように信号を調整し、更に大型車は中央線寄りの車線を専用レーンとしてタテ1列に走らせ、3車線以上の幅のあるところでは歩道寄りの車線は車の通行を禁止する。幹線道路の規制としては全国初の規模で実施される。

ロボトミー手術

3月24日
台(うてな)弘東大教授が20余年前に行った人体実験(精神障害者から脳の一部を採取した研究)の問題を検討してきた日本精神神経学会の理事会で、台教授の実験は人体実験の倫理原則を侵し、脳組織摘出(ロボトミー)は誤りであるなどの結論をまとめた。

9月19日
「東大病院外科が44年(1969)12月と45年(1970)1月に行ったテンカン手術は人体実験だ」と東大医学部自治会学生、若手医師ら150人が、同学部図書館で、佐野圭司脳外科教授、石田正統病院長、吉益倫夫医師(執刀医)らを呼び、公開討論会を開く。

11月28日
東大精神科医師連合の石川清東大講師(精神医学)は「さきにわれわれが摘発した台弘教授のロボトミーに便乗した脳採取や、佐野圭司教授の定位脳手術と鎮静的脳手術のほかにも患者の人権を無視した脳手術として白木博次教授の過去の例(24年前の8歳の少女死亡)を治療より研究至上主義と告発したい」と発表。

買い占め商社にデモ

大工さんたちの全国建設労働組合総連合の組合員たちやマイホームづくりの夢をこわされた人たちが、「買い占めた木材をはき出せ」と、伊藤忠、住友商事、日商岩井、三井物産、三菱商事、丸紅の6社へデモをかけた。木材だけでなくコメ、大豆、羊毛などの買い占めの疑惑が持たれている商社にデモ隊が向かったのは初めて。

熊本水俣病裁判勝訴

1月20日
熊本水俣病患者家族141人、チッソを被告に第2次訴訟。

3月20日
第1次訴訟の判決、原告勝訴。チッソの損害賠償責任を認め、見舞金契約は公序良俗違反で無効など。死者1,800万円、生存者1,600万~1,800万円等。

3月22日
水俣病東京交渉団(訴訟派・自主交渉派)判決額は過去への慰謝料、今後の医療費等を直接交渉開始。

3月24日
チッソ、一任派にも判決との差額払うと回答。

3月26日
東京交渉団、「新認定」死亡者にも判決並み補償を勝ちとる。

5月22日
熊大第2次研究班「有明海に第3水俣病の可能性」指摘。徳山・大牟田・宇土・玉名に類似患者続出(翌年6月以降水俣病でないと判定決着)。

6月24日
第2次訴訟派を除く患者各派チッソと補償協定。

7月9日
熊本県認定申請者1,500人超す。

7月12日
自主交渉派、チッソ本社前テント撤去。

7月18日
水俣漁協の封鎖でチッソ水俣工場操業停止。

7月20日
漁業保障4億円で妥結。

11月20日
不知火海沿岸30漁協、補償22億8,000万円で妥結。