1,000円亭主

8月
協和銀行業務企画部の調査によると、東京都心のサラリーマンは「4、500円の昼めしを食べ、お茶を飲み、タバコと新聞・週刊誌を買って、しめて1,000円ナリ」が標準型という結果が出た。サラリーマンの小遣いの月額トップは2~3万円。うち飲み代、お茶代など対人関係費が42%、書籍、新聞、映画など自己啓発費が27%、その他昼食、衣料、ギャンブルなど。

三菱重工爆破

8月30日
昼すぎ、東京・丸の内ビル街の三菱重工本社で、予告電話の直後、協力な時限爆弾が玄関前で爆発、付近のビル街の窓ガラスがこなごなになって落ち、社員、通行人など8人が死に、重軽傷者376人にのぼる大惨事となった。爆弾は、トラベルウォッチと時限装置に使用した手製のダイナマイト爆弾だった。事件から1ヵ月後、「東アジア反日武装戦線 狼」と名乗るグループの犯行声明がひそかに配布。

ピアノ殺人事件

8月28日
神奈川県平塚市の県営団地の4階に住む大浜松三(46)が、「ピアノの音がうるさい」と階下の3階に住む奥村正さんの妻八重子さん(34)の胸を刃物で刺し、長女まゆみちゃん(8つ)と二女洋子ちゃん(4つ)の2人も刺したうえ、首を絞め3人を殺して逃げた。奥村さん方3畳のふすまにエンピツで「迷惑をかけるのだから、すみませんの一言ぐらい言え…」といった“うらみの言葉”が残されていた。

8月31日
大浜、平塚署に自首。

昭和52年(1977)4月
死刑確定。

原子力船むつ放射能漏れ

8月21日
政府、わが国初の原子力船「むつ」の25日母港出発を決定。

8月24日
放射能による漁場汚染を心配する青森県むつ市の地元漁民は、約250隻の漁船団で「むつ」を包囲、出航を阻止した。

8月26日
予定より15時間遅れで「むつ」出港。

8月28日
日本が原子力船開発と取り組んで以来、11年目にして、太平洋上で臨界実験に成功。

9月1日
太平洋上で出力試験中、原子炉から放射線漏れが判明、試験中止。

9月5日
むつ母港反対陸奥湾漁民総決起大会開催。帰港阻止決議。

10月14日
原子力船むつ帰港問題協定書、自民党総務会長・青森県知事・むつ市民代表・青森県漁連会長の4者調印。半年以内に新母港を決定、2年半で母港撤去、地元対策に12億円を支出することで合意。

10月15日
「むつ」、51日ぶりに大湊港に帰港。原子炉を凍結状態で係留。

11月5日
原子力船「むつ」の放射線しゃへい技術検討委小委が「欠陥の原因は炉心から出る速中性子線を全く考慮せず設計したもの」という最終結論発表。