ヘルシンキ欧州安保

7月30日
全欧州諸国(アルバニアを除く)と米国、カナダを加えた35ヵ国の全欧首脳会議がフィンランドの首都ヘルシンキで開かれ、議長のフィンランドのケッコネン大統領は「欧州にとって喜びと希望の日である。われわれの相互関係に新時代が到来し、デタント(緊張緩和)から安定と平和の道への歩みが始まった」と開会の言葉を述べた。

8月1日
欧州の現状を承認、今後の協力拡大への共同意思を盛り込んだ採集文書に各国首脳が調印、閉幕。

足利銀行で2億円横領

栃木県栃木市の足利銀行栃木支店で、偽造した預金証書を担保に2億1,000万円を引き出し、全額を男に貢いでいた同誌点の大竹章子)23)を逮捕。大竹は“国際秘密警察員”と名乗り結婚を申し入れ「組織を抜けるため金を貸してほしい」といわれた男の本名、住所、職業も知らず。捜査の結果、東京・世田谷に住む自称会社社長の阿部誠行(25)であることがわかった。阿部は愛人と逃避行。愛人は9月17日に金沢市で、阿部は翌日東京・五反田で逮捕。宇都宮地裁は阿部に懲役8年、大竹に3年6月の判決。

北海道警察本部3階警備課近くのロッカーで時限爆弾が爆発

札幌市の北海道警察本部3階警備課近くのロッカーで時限爆弾が爆発、警官ら5人が軽傷。その2時間後「われわれの犯行だ」とする「東アジア反日武装戦線」名入り声明文見つかる。

沖縄海洋博

7月19日
沖縄国際海洋博覧会、本部半島で開催(~51年(1976)1月18日閉会。入場総数348万人で予想を100万人下回る)。

7月23日
沖縄海洋博会場のエキスポ・ポートに係留してあったチリ海軍の練習船「エスメラルダ号」など4隻が過激派グループに火炎ビンで襲われ、チリ人2人がケガをした。

訪沖の皇太子に火炎ビン

皇太子夫妻が沖縄訪問。車の列が空港から那覇市をへて糸満市街地まで約10本の火炎ビンが投げられたがケガ人はなかった。投げた若い男2人はすぐ逮捕。「ひめゆりの塔」参拝中、壕の中から飛び出した「おきなわかいほうどうめい」の2人が火炎ビンを投げたが、ご夫妻は無事だった。皇太子は、沖縄の傷跡を深く省みるとの異例の談話を発表。一方、東京・港区の国電新橋駅では革マル派と中核派あわせて1,000人が内ゲバ。145人を逮捕。1人が死亡、負傷者10数人が出た。両派とも、羽田地区で皇太子夫妻訪沖阻止と海洋博粉砕を叫んで集会、デモをした帰りに、新橋駅でハチ合わせしたため。このため、国電は一時ストップ。